鉢植えのバラの土替え、今からでは手遅れ?

鉢植えのバラの土替え、今からでは手遅れ?

この冬の間、このブログでも「冬剪定や鉢植えのバラの土替えは2月中旬頃までに終わらせて」とお伝えしてきましたが、、、

 

実はショップのガーデンにも、3月になってもまだ剪定も誘引も土替えも出来ていない、オベリスク仕立てのナエマが残っていたんです。

  

本来なら、冬の休眠期のうちにこちらの過去ブログの様に剪定と誘引、土替え作業をしてあげるべきでしたが、、、

  

「時期を逃した」とは言え、このまま春を迎えてしまうと春の花が小さくなったり、花数が減ったり、シュートが出て来なくて株が老化したりと、良いことはありません。

 

しかし、3月にもなるとすでに芽吹きも始まっています。鉢土の中の新根も動き始めて「生育期」に移行しているので、これからの時期は冬の作業の様な「土替え」はしてはいけないというのが難しいところ、、、

 

↓↓↓こちらのナエマが”それ”です。


今ついている緑の葉は昨年からの葉で、その近くの節からたくさん春の芽吹きが始まってしまっているのがわかります。

 

  

そこで今日は、「冬の間に土替えが出来なかった鉢植えバラでも、今からできる土づくり」をご紹介します。

  

↓↓↓まずは、鉢の表面の土を数センチ掘り取ります。


ごらんのとおり、雑草も生えていますし、黒点病などで落葉した葉も落ちています。ひょっとすると害虫の卵やさなぎなども越冬しているかもしれませんので、それらを駆除するのが主な目的です。

 

↓↓↓ついでに、鉢の縁あたりの土は、移植ごてなどで掘れる範囲で少し深めに土を取り除きます。


↓↓↓こんな感じになりました。


 

↓↓↓土が減った部分に、特選有機バラの土を補充します。


  

↓↓↓土がだいぶ目減りしていたので少し多めに補充しました。


 

↓↓↓肥料も与えておきます。


 

↓↓↓軽く土と馴染ませておくと良いです。


 

↓↓↓ここで、特選有機バラのたい肥の出番です!


高度な技術で完熟させているので、腐植質や善玉菌がたっぷり。痩せてしまった鉢土を”生きた土”に復活させる力が強いたい肥です。

 

↓↓↓元の土が見えなくなる程度(厚さ2cmくらい)くらい撒きます。


  

↓↓↓そのあと、園芸用の支柱などを鉢の底まで差し込んで、下の方の古い土の部分にも穴をあけます。10~20か所くらいやってあげましょう。


たい肥の成分が浸みこみやすくする意味もありますが、更に大切なのは”新鮮な空気”が鉢土の奥の方まで入るようにしてあげることです。

なので、この作業の事を「エアレーション(空気を入れる)」と言います。

   

これで、「芽吹きまでに土替えが出来なかった鉢バラ」を、次善の策としての「堆肥のマルチングで土づくり」の完了です!

 

シッカリと土替えしたほうが効果的なのは変わりませんが、この「堆肥のマルチング&エアレーション」でも、何もしなかった場合と比べれば大幅に生育が良くなります。

  

↓↓↓仕上げに、「バラ専用マルチングチップ」でマルチング(園芸的には「土を覆う」という意味です)しておきます。


  

↓↓↓土いじりをしたときは必ず、最後にしっかり灌水することを忘れずに。


   

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