秋バラの花後の管理などなど、、

秋バラの花後の管理などなど、、

ガーデンではビークこそ過ぎましたが、まだまだ秋バラが咲いてくれています。

そこで今回は、秋バラの花後の管理について。

 

春や、夏中咲いた花は必ず「花の咲いた枝の半分まで切り戻す」のがセオリーですが、秋の花後は「花がら摘み」だけでよいのです。

それは、11月、12月になって気温が下がってきたとはいえ、あたたかな日中にはバラもまだまだ光合成をして養分を蓄えています。なので、本格的な寒さがきて自然に落葉するまでは出来るだけ緑の葉を残しておいて、樹に力を蓄えてもらうためです。

 

↓↓↓ピンク・ビンテージの終わりかけの花を、花首で切ります。


黒星病にかかって、黄色くなってしまった葉は手で取ってあげてください。ここまで黄色くなった葉は、すぐにぽろっと取れると思います。落葉した葉で病原菌が越冬して来春の発生源になるので、早めに取り除いておくほうが良いのです。見た目も良くないし、、、。


 

↓↓↓まだ咲き誇っている綺麗な花があったら、少し長めに切って部屋に飾って楽しむのも良いですね。


 

↓↓↓花がら摘みと、病気で黄化した葉をとったあとのピンク・ビンテージです。まだまだこんなに緑の葉を残していて、最近の陽気でもうひと伸びしそうな勢い。


 

 

↓↓↓すこし遅れて咲いてきたダム・ドゥ・シュノンソー。この品種はデルバールの半つる性の品種の中では比較的四季咲き性が弱く、秋の花は少ない事が多いのですが、今年はこんなに咲き誇ってます!!


花がら摘みと、黄化した葉を取り除いた後の姿。まだまだ固めの蕾があるので、残しておいて来週の開花を楽しみに。


 

秋の花後の管理と言ってもたったこれだけ。秋バラの色と香りを楽しみながら、ちょっと手を入れてあげるだけなので簡単です。

 

 

ここで少し商品紹介も。

 

花がら摘み程度の軽い作業なら ルミナスグローブがオススメです!

手のひらと指先のコーティングは天然ゴムなので、柔らかく手にフィットする為、作業するときに素手に近い感覚で快適です。

ガーデニング好きの心をくすぐるデザインは、オリーブハーブローズの3種類。写真はオリーブです。

 

バラの足元に、ちょこんと座る素焼きのウサギたち、、。風で地面に落ちた花弁と戯れて、、、。花がら摘みをしながら気が付いた、ちょっとほっこりする風景でした。


ちなみに淡い黄色の花弁はパトラッシュです。後ろのジョウロに挿してある黄色のカップ咲きの花で、香りもすばらしく良いです。

 

 

花がら摘みをしながら、少し長めに切った花は数日は室内で楽しめますね。手前のブラウンピンク花と赤い蕾はピンク・ビンテージ。真ん中と左の絞りはエドゥアール・マネ。右を向いているピンクの大輪はフラマン・ローズ


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