台風対策いろいろ

台風対策いろいろ

今度の台風12号は何とか直撃を免れそうですが、それでも東日本全般に強い雨と、関東の一部地域では強風も吹きそうなので注意が必要ですね。

お庭のバラたちも、折角夏剪定をして、暑さも和らいできたので元気な芽を吹き始めたところかと思います。10月にきれいな開花を楽しむためにも、これからの台風でバラが傷むことはできるだけ避けたいものです。

今回はバラ栽培の台風対策いろいろについて。

まずは、鉢植えのバラたちが傷まないように、建物の影などに固めて、出来れば麻ひもなどで数鉢をまとめて縛っておくと、強風で鉢が倒れたり、枝葉が飛ばされるのを軽減できます。軒下など雨が直接当たらない場所があればより良いです。


オベリスク仕立てや、トレリス仕立てなどの背の高い鉢は、風で倒される前にあらかじめ地面に寝かしておくほうが良いです。この場合、舗装してある場所に寝かしてあげてください。枝葉に泥跳ねがかかると病気が出やすくなるためです。


地植えのバラは、強風で倒れないように支柱などでつっかえ棒をしておくと安心です。↓

左下の地面から株の茂みの中に、斜めに支柱をさして、株の真ん中あたりの枝に数か所縛ってあります。

フェンスのつるバラなどの長めのシュートは、元から折れてしまうと悲しいので、フェンスや支柱などに緩めに誘引しておきます。↓


フェンスより上に伸びた枝は誘引する場所が無いので、枝どうしを数本、軽く束ねて縛っておきます。これだけでも、枝どうしが支えあって枝折れ被害を軽減できます。↓


台風などで強い雨風に晒されたあとは病気が発生しやすくなります。雨が降る前に薬剤散布をしておくと被害が軽減できます。もし台風接近前に薬剤散布が出来なかった場合は、台風通過後、出来るだけ早めの薬剤散布でも大丈夫です。


どこの地域でも台風被害が無いのが一番ですが、庭のバラたちも元気に秋の開花を迎えられるように出来る対策は尽くしたうえで、あとは祈るばかりですね。

ブログに戻る