庭植えのバラの「移植」まだ間に合います

庭植えのバラの「移植」まだ間に合います

ガーデンの剪定が終わりました。

お庭がすっきりすると、「鉢植えのバラが大きくなってきたので庭植えにしたい」とか、「背の低いバラを手前に持ってきたい」とか、いろいろレイアウト変更をしたくなりますよね?

 

庭植えのバラを「移植」するのはバラが休眠している今がチャンス!

庭植えのバラの移植は、一定量の根を切ることになるので春・夏の生育期は避けた方が良いですが、秋遅くから春の芽吹き前であれば、ほぼ苗を弱らせることなく移植が可能です。

(ただし、大きくなったつるバラなどは移植前の株のボリュームを維持したまま移植するのは難しいですが、、)

 

とは言えもうすぐ3月、、、

「芽吹きはじめ」くらいまでは移植してもまず大丈夫ですが、葉が展開してきたら来年まで待った方が安全です。

芽吹き・葉が展開しはじめくらいでどうしても移植したい場合は、掘り上げた際にできるだけ根の周りの土を崩さずに移植すればほぼ問題はないずですが、あとは自己責任でお願いします・・・・

 

ということで今回は昨年鉢植えの株を花壇に植え付けたレヴリを移植します。

移植したい理由は「レヴリは背が低めなので花壇の手前に」「レヴリのあった場所(花壇の後ろ側)には少し背が高くなるパニエを植えたい」と考えたからです。パニエ、、、そうです!今年の新品種です!!

 

ということで前置きが長くなりましたが、移植作業に取り掛かります。

 

↓↓↓苗を掘り上げるときは株元から30㎝程離れたところに、スコップを縦に入れます。

 

もちろんスコップを入れる位置は株の大きさによっても違ってきますが、おおよそ剪定後の樹冠(枝張りの外周り)あたり=このレヴリの場合は株元から30㎝程度、ということになります。このあたりであれば株元の太い根を切らずに、多少切っても根が再生しやすい細めの根だけを切ることになるため、株に負担がほぼありません。

スコップを斜めに差し込むと、株元から30㎝離れていても地中の根に到達するときにその円よりもかなり内側の根を切ることになってしまうため、予定よりも太い根を切ってしまうこともあるためです。

 

↓↓↓株周りにぐるっとスコップ入れて、、

↓↓↓スコップを根の下の方に入れて、てこの原理で株を持ち上げると楽に、きれいに株を掘り上げることができます。

 

↓↓↓根の周りについた土を軽くふるい落として、

↓↓↓フルボ酸活力液アタックT-1の250倍液にしばらくつけておきます。

 

そして、抜いた株を活力液につけている間に、移植先の植穴の準備をします。

 

↓↓↓植穴は、できれば直径40㎝、深さ40㎝程度の穴を掘ってあげてください。(ここは屋上ガーデンで花壇の深さがそんなにないので30㎝弱くらいしか掘れていませんが、、)

 

↓↓↓土壌改良材としてはなはなオリジナルバラのたい肥お徳用20L(中身は特選有機バラのたい肥と同じ)を、約5リットルくらい植穴と、一旦掘り上げた土に混ぜておきます。

 

↓↓↓活力液につけていた株を植穴において、株の向き、位置、深さを確認して、

 

↓↓↓掘り上げた土とたい肥を混ぜながら植穴にもどして株を固定します。

 

↓↓↓先ほど掘り上げた株をつけていた活力液入りの水を捨てるのはもったいないので、じょうろに移して、、

この時、じょうろのハス口は取っておくほうが良いです(土などがハス口の小さな穴に詰まってしまうので)。

 

↓↓↓植え付けた株にたっぷり灌水して、移植完了です!

 

 

このあと、レヴリがあった場所には新入りさんのパニエを植え付ける予定です。

 

 こちらの移植作業の様子は、はなはなショップのインスタグラムにもリール動画としてアップしてありますのでこちらも是非ご覧ください!

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